アラフィフmikiの覚書

50歳からできること

なくなって気づく存在感

おはよう。

 

ここのところ、暑い。

薬の副作用か元々の更年期か定かではないけれど。今日は日中の最高気温が20度そこそこにしかならない予報。この、気温差がまた身体に堪える。

 

昨日、16年ほどお世話になったピアノが搬出された。長女がピアノを習い出して中古で購入した。当時で30万だったと記憶している。それが高いのか安いのかはわからない。購入の決め手は製造年だった。私と同じ年のピアノだったのだ。たくさんある中古のピアノから、なんの知識もないのに選び出すのは値段くらいだったけれど、製造年を聞いて即決した。

 

我が家で第2の人生を送ったピアノ。子どもたち3人はあまり練習好きではなく弾かれる事が少なかったと思う。毎年の調律だけが、私にできるピアノへの孝行だった。

 

第3の人生はライブハウス。50を過ぎても現役で頑張ってほしい。やっと自分らしい日々が過ごせるのかもしれないと思う。

 

ピアノの無くなった空間がポッカリとさびしい。ある時は空気のようにそこにあったのに、なくなった途端存在感が増す。ヒトもモノもある時はわからない事がある。側にいて当たり前の存在こそ大切にしていきたい。

 

ピアノさん、長いあいだありがとう。

 

f:id:miki_t_k:20221005064243j:image