アラフィフmikiの覚書

50歳からできること

生きることを諦めない

こんにちは。

 

立秋も過ぎたけれど残暑が厳しい。

 

昨年の今頃は「今日は25℃で涼しい」と5年日記に記してあった。奇しくも友人の夫のんさんが生きることをやめた日だ。私は同じように、末っ子の演奏会に来ている。

入場するために並んでいた列で訃報を受けた。半信半疑で友人にLINEを返したけれど、返信はなかった。まだあれから1年。友人ももういない。

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病気がわかって、生きるために治療や手術をした。今も再発や転移の不安を抱えながら、少し先の未来のことを考えている。イヤダイヤダと言いながら、稼ぐために働いている。

私は生きることを諦めていない。病気になったことは、生きることをやめるほどの絶望ではないみたいだ。

面倒をみてあげたい存在がいることや見送りたい存在がいることも大きな理由かもしれない。

生きる、ということ。

子どもたちの名前に「生」という字を使っている。私が子どもたちに願うこと。その文字の意味を大切にしてほしい、ということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人夫婦とは最後のお別れができなかった。

別々の笑顔の写真。

今は一緒に笑えているのだろうか。そうであってほしい。

何気なく揺れる木の葉に、友人の気配を感じるのは私の感傷か。