アラフィフmikiの覚書

50歳からできること

時間外労働

おはよう。

 

結婚生活のほとんどを共働きで過ごしてきた。長期出勤でいないことの方が多かった夫。

夫が留守でもいわゆるワンオペ育児にはならなかったけれど(恐怖の玄関ひとつ二世帯住宅)、一人の方がよっぽど気が楽!と思うことばかりだった。手伝ってもらえるから手抜きできない、と思い込んでいたし、私の方針と違うやり方に対してやめてほしいと言うこともできなかった。善意の行為という押し付けが、本当にストレスだった。まあ、反対の立場になれば言い分が変わるだろうとはわかっている。

 

昨日、夫の帰宅が遅かった。

帰宅してお風呂に入っている間に夕飯を温め直して食卓を整える。食べ終われば、あとは夫の食器だけを待っている食洗機をセットしてスタートさせる。食洗機に入り切らない鍋などを手洗いして、排水口のゴミを取りキッチンのタオル類を入れ替える。

わざわざ帰宅に合わせて用意しなくても、食卓に盛り付けておいても、きっと夫は文句を言わないし機嫌が悪くなることもない。食器の片付けもタオルの替えも排水口のゴミとりもやってくれるだろう。それなのに、なぜ私はそれを自分がやらなくてはならないような気持ちになるのだろう。

答えはカンタン。私が今、仕事に出ていないからだ。私に与えられている役割が家事しかないからだ。娘には時間外だ、と言われたけれど家事って時間を切ることがカンタンではない。反対に言えば、自由采配だと思う。

何がいいたいのかわからなくなってきたけれど、イヤイヤするならしなくていいのだから、やってしまうのは今の自分がそうした方が気分が良いからだ。

共働きだとそうはいかない。きっと、サッサと寝ているだろうと思う。

女性は男性に比べ、マルチタスクがデフォルトだと聞いた事がある。ついついあれもこれもとやってしまいがちだけれど、時にはやり方を変えてみよう。これだけ、に集中するという事は気持ちの余裕を生み出すなあ。